風のブログ

風のように吹いて消えゆく

鎮守の杜

鎮守の杜に


ひどく小さな 二輪草


ふたりで座る ベンチのそばに




まるで…


あなたの中の


わたしの居場所のよう




通りゆく ささやかな風


ひっそりと


ふたりきりの小さな世界

陽だまり

ほんの些細なキッカケで

知り合った…

わたしたち


「友達だょ」って

彼女が言った…


その一言で…


北の大きな大地に住む

まるで 世界の異なる彼女と

小さな絆ができた


想いのまま生きて

コロコロとよく笑う

そんな 彼女が


だいすきになった…


人見知りなわたしの

ただひとりの…

大切な ともだち


〝美は観る者の 目に宿る〟

迅雷

第一報は…

泣きじゃくる声だった


余命宣告から2年半…


つかず離れず 見守り続けた

私たちの間を すり抜け


あなたは 逝ってしまった


残された人たちに

なんて…声をかけていいのか

わからない


ただ…時は満ちた…


土砂降りの雨の音…

子供たちのひそやかな

はしゃぎ声…


それでも…

明日は 晴れるのだ